採用人数の確保ではなく質を重要した選ぶ採用へ 〜Careermapを有効的に活用をした洋菓子人気店における採用の秘訣とは〜

会社情報

<会社概要>

設立:2007年
社員: 90人 (男子6名、女子19名、アルバイト約70名)
事業内容:PATISSERIE/CAFE
本社:〒572-0084 大阪府寝屋川市香里南之町28-24-108
HP:https://teacolatte.com/

プロローグ

大阪府寝屋川市を中心に7店舗のケーキ店を運営している株式会社オンザテーブルはお客様の「おめでとう」をお手伝いして「ありがとう」を頂戴する、地域住民のみなさまに寄り添った洋菓子店を運営しています。
オンザテーブルはおかげさまで2003年の創業からたくさんの「ありがとう」に囲まれて来ました。
街づくりの中心になっていけるような「良い店」を今後も展開していくとともに、一生に残る思い出として最高級な時間の使い方を提供しています。
「心の満足」を添えて、お客様の「特別な日」を彩る、そんな瞬間を演出することが目標で、そんなあたたかなやりとりを、仲間とともに大切に育てていくことが何よりも大切だと考えているパティスリーです。

事例概要

課題

選ぶ採用を進めていきたい想いと新卒採用の基盤を整えて計画的に進めていくこと

導入

学生との接触数を増やして意欲的な応募により繋げていくために導入を決意

成果

採用人数の確保ではなく質を重要した選ぶ採用の仕組みづくり

 

課題

–以前の採用課題を教えてください。

Careermapを導入する以前は応募してもらった方の中から選考を進めていくという流れでした。
これは通常の採用の流れかと思いますが、弊社に合った人材を獲得する「マッチング」という観点からみると少々物足りないものがありました。特にこの「待ち」の採用方法だと、学生が応募するまでの期間がバラバラで早い子は夏、遅い子は年が明けて2、3月まで応募が無くどの子を採用すればよいかという不安感を常に抱えながら採用活動をしていることもあり、採用の難易度が高かったのです。

もう一つ課題があるとすれば、会社全体で「採用」へ向き合っていなかったことです。今までだと知らない間に学生が来ていて選考に進むという形で従業員同士でも連携が取れておらず、オリエンテーションもバラバラで全員で一緒に集まって進めることが出来ていませんでした。

シェフが中心で学生の選考を進めていたのですが、社内全体で協力して進めるというよりかは現場の先輩社員と入社する予定の学生でワンツーマンに近いような形で指導を進めていました。

学生の性格や特徴を理解する時間が少なく、いざ現場の実習になったときの担当社員も悩みながら指導していた部分もあり、社員教育という側面からも負担もあったのかなと思います。

 

–導入の経緯を教えていただけますか?

弊社にはCareermapを導入する以前から薄っすらと感じていた「待ち」の採用と会社全体で採用に向き合うことができていなかった課題感がありました。2024年の4月頃に営業担当の松尾さんが弊社の課題感を個別相談会の中で把握していただき、その課題はCareermapの協賛プランで解決しましょうと提案をしていただきました。具体的には協賛プランにすることによって応募数を格段に増やすことで「待ち」の採用から「攻め」の採用、つまり「選ぶ」採用をしてきましょうと提案していただいたのを覚えています。

その言葉で従来の方法と違った採用手法を取れるのではないかとより深く考えるきっかけになりましたし、それが実現できるかもしれないと聞き、Careermapのサービス内容に興味を持ちました。

さらに採用について常日頃、私たちが大切にしていることが1つあります。
それは「目の前の人を喜ばせたい」という気持ちが応募者にあるかどうかです。
そういった熱い想いを持った方を応募者から見つけ出すためには、Careermapに協賛することによって得られる応募者の増加や弊社の情報発信は必要不可欠ということも教えてもらいました。

応募に来た学生が、弊社に入社をすることを選んだのかは明確に持って欲しいですし、Careermap上での情報からしっかりと業界・企業研究をして我々の思いを読み取ってほしいと考えています。

採用方法の変更と情報発信をより強化できるプラットフォームとして、専門学生採用についてCareermapが重要な役割を担っていることがわかり、導入の決め手になりました。

 

成果

–導入後の成果はいかがでしたか?

25卒の採用では見学会に約10名参加していただき、その中から厳選して選考した学生へ内定を出すことができました。今期のテーマ「選ぶ採用」を進めるにあたって、計画的にオンラインの説明会、見学会と段取りを踏んで進めていくことで「この間、見学会に来てくれた子だよね」と入り口から学生と向き合うことができ、より距離感も近くなって学生にとっても、受け入れる企業側にとっても選考を進めるうえで安心できる環境を作ることができました。
新店舗のオープンも控えながら同時並行で採用のフローを組み立てていくことがかなり大変ではありましたが、数ではなく質の採用を重要視したことによって学生とのフィーリングを大切することができました。また、25年度の採用から個人の責任ではなく連帯責任として全社で採用活動に取り組むことで、社員一人ひとりの採用に対しての意識も向上することができました。

時間をしっかりとかけて学生と向き合った分、「選ぶ採用」が実現することができました。弊社としては採用活動と並行して、社員育成にも力を入れていきたいと考えております。その一環として、今年から評価制度を取り入れて貢献指標をより明確にしました。人事考課を行うことで会社からの評価が見える形になり、客観的に自分の評価が知れてフラストレーションや社員間での業務上のエラーも少しずつリスク回避出来ているのではないかと思います。

試行錯誤をしながら進めている段階ではありますが、会社全体の方向性を示していきながら社員のキャリアにも向き合っていけたらと思います。

 

サービスについて

–当社のサービスやフォローはいかがでしたか?

採用活動を実施する中で情報発信を継続していくことの必要性は理解していたのですが、他の業務もあり、中々手がつけられず困っていました。
その際に、どういった動画や画像が学生に響きやすいかということを提案してもらい、その発信についてもフォローをしていただいたことは他社にはないサービスですごく助かりました。発信できる場所がCareermap上にあるので、より学生に自社の魅力を伝えてアピールできると思います。

また、Careermapは専門学生の採用に特化したプラットホームということもあり、どんな人から応募があったかを履歴書の写真や文章で確認できることで、学生が日々の授業や実習で学んだ成果を企業側にも共有してもらえるので、安心して、こちら側も対応できるというメリットがありました。
Careermapへ協賛し、計画的に採用を進めていく中で、よりスケジュールを意識して動いていくことの大切さに気づきました。

次年度の採用に関しても、3月に説明会実施に向けて年明け頃から準備期間として進めてけたらと思います。
カスタマーサクセスの山部さんと協力していきながら、Careermapを有効活用できればと思います。

editor:安藤 千夏

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