プロローグ
2015年の12月に設立。隠岐神社周辺に観光ガイドや離島キッチン海土での食事提供、土産商品開発を始める。その後2019年に、製菓・製パン事業を開始し、海士町で唯一のパン屋と菓子の事業継承に取り組む。「これまで」のたたずまいを大切に、「これから」を紡ぐという企業理念のもと、「島の文化」を伝え、紡いでいく為の様々な活動に携わっている。
事例概要
課題
島根県隠岐諸島に限らず、過疎地域では事業継承のための専門人材の獲得・育成が難しい状況だった。その為にも、幅広く企業の認知をしてもらうメディアが必要だと感じていた。
導入
過去に他媒体を利用した採用活動では、一般職の応募はあっても専門知識・経験のある人材の獲得には至らなかった。そのような経緯もあり、専門学生への採用に力をいれていく方針に変更。CareerMapの存在は専門学校を通じて知り、グッドニュース社の担当者から、まずCareerMapを通じて学生へ認知してもらいましょうという提案を受け導入することを決意。
成果
CareerMap導入後は、これまで繋がりがなかった専門学生からの応募が集まるようになった。説明会開催にも反応が多く、島全体が活気づいている。
課題
–以前の採用課題を教えてください。
島根県の離島、海士町(あまちょう)は、人口2,300人程の町で、若手の継続雇用と後継者探しに困難しています。また、島外からの採用となると、島への移住も必要となり、仕事だけでなく生活面について心配される方もいらっしゃいます。調理の基礎知識があり、尚且つ島の文化や事業継承に理解がある方を探すのはかなりハードルの高いミッションでした。
導入
–導入の経緯を教えていただけますか？
現在、指導いただいているパン職人さんがご高齢になられ、近々引退を考えておりました。島のパンを継承するためには、調理の基礎知識をもっている人材を探す必要があると考え、専門学生の採用を視野に入れていました。その際にある専門学校から今年の採用についてのDMをいただき、求人票を登録しようとした時に、CareerMapの存在知りました。その時はキャリアマップのことを何も知らなかったので、電話にて個別に相談をさせていただき、一緒にできることと、こちらが求めていることの打ち合わせを重ねながら、導入することになりました。
成果
–当初の期待値と比べて成果はいかがでしたか？
CareerMapを導入後は、辻調理師専門学校や神戸国際調理製菓専門学校など、これまで繋がりがなかった学生からの応募がくるようになりました。まだ22年卒採用へ動き始めたばかりですが、約15名の学生から説明会の応募などで早速反応がありこれから様々な学生と会えることを楽しみしております。
サービスについて
–当社のサービスやフォローはいかがでしたか？
自社HPにもCareerMapを採用サイトとして活用しています。キャリアマップで掲載している社員紹介やインタビュー記事はそのまま弊社ＨＰのコンテンツとしても利用できるので、結果として会社の魅力を発信する方法が増えて助かっています。弊社と同じように、過疎地域や離島で採用活動に取り組んでいる会社様にも、キャリアマップを始めとした採用方法の選択肢が広がればいいなと思います。
editor：木原 功平
