プロローグ
商業施設や文化施設の内装設計・施工を手掛けるユナックス。関西圏を中心に、小規模なリフォーム工事から美術館・博物館の内装工事まで、幅広い実績を重ね、各方面から高い評価をいただいている。変化や新しいものを受け入れる柔軟性と建設への情熱をもったユナックスで、個性を磨き、輝き続ける新卒採用をするべく、動き出した。
事例概要
課題
もともとはキャリアマップも無料で掲載。ハローワークなども掲載していたが、掲載だけしている状態では、思うような反応は得られずにいた。新卒採用は始めたいと思いつつ、本格的に採用をスタートする体制が整わず、チャレンジできない日々が続いていた。採用できた人材はいるものの、長く続かない社員が多く、一緒に成長しながら、長く働いてくれるような人材を採用したいという想いから、新卒採用を検討。
導入
大卒向けメディアの提案を受けており、大卒採用をするのか、専門卒採用するのか検討。自社が求める施工管理職はターゲットが限られているため、建設系の専門学校が公式導入しているキャリアマップはメディアとしても強いと思った。新卒採用を始める第一ステップとしてターゲットを見極めることが先だと思い、キャリアマップの導入を決意。
成果
導入から3ヶ月程度で2,3名のエントリーに繋げることに成功。ターゲットを絞った採用活動にはもちろんも不安もあったが、オファーなどを送ることで、思っていたより早く反応が得られた。内定に繋がったことはもちろん嬉しいが、一番の変化として感じていることは、既存メンバーの採用・教育の意識である。
キャリアマップを始めたことで施工管理職のメンバーも人事の感覚を持って学生に接してくれ、社内でも「あの子どうでした?」や「決まりました?」など声が飛び交うように。人材の採用に加えて既存メンバーの意識変化も成果のひとつだと感じた。
課題
–以前の採用課題を教えてください。
当時は採用のことは何もわかっておらず、手探りで採用活動を行っていました。大卒採用はイベントや合同説明会中心に母集団形成を図っており、専門卒採用については、修成建設専門学校などの学校訪問をしながら学校とのパイプ作りに励んでいました。しかし、当時から建設業界の若者離れは深刻化しており、当社としても母集団形成に大きな課題を感じていました。
導入
–導入の経緯を教えていただけますか?
実は他社さんからも大卒向けメディアの提案を受けていました。大卒採用をするのか、専門卒採用するのか悩みましたね。大卒の市場から良い人材を採用することもひとつの手ではありましたが、私たちが求める施工管理職はターゲットが限られています。そう考えると、建設系の専門学校が公式導入しているキャリアマップはメディアとしても強いと思いましたし、大きな市場から探し出すよりも、ターゲットを絞るほうが、自社の魅力を発信しやすいのでは?と感じました。新卒採用を始める第一ステップとして、ターゲットを見極めることが先だと思い、キャリアマップの導入を決めました。
成果
–当初の期待値と比べて成果はいかがでしたか?
ターゲットを絞った採用活動にはもちろんも不安もありました。掲載スタートからオファーなども送り、学生に発信できたこともあり、早い段階で2,3名のエントリーに繋げることができました。思っていたより早く反応が得られたことは安堵しました。内定に繋がったことはもちろん嬉しいですが、一番の変化として感じていることは、既存メンバーの採用・教育の意識です。
誰しもがあると思うのですが、新しいことを始める時って危機管理力が働くのか、非協力的になる人って多いと思うんです。新しい子を採用することは大事ですが、既存メンバーの不安を生み出してしまうことは良くないなと思っていました。採用されてからではなく、イチから学生との関わりを持ってもらいうことが今後の教育においても大事だと思います。
今までの採用活動は私と課長の二人が中心でしたが、キャリアマップを始めたことで、学生に現場のリアルを伝えてくれる施工管理職のメンバーも人事の感覚を持って学生に接してくれたことが良かったです。社内でも「あの子どうでした?」や「決まりました?」など声が飛び交い、意識の変化を感じました。人材の採用に加えて、既存メンバーの意識変化も成果のひとつだと思いますね。
サービスについて
–当社のサービスやフォローはいかがでしたか?
グッドニュース社の担当からは、掲載がスタートしてからも提案いただいた際も、的確なアドバイスをもらえていると思っています。初めての学校訪問なども進めていただき、採用の土台作りが出来つつありますね。今年に関わらず、採用はこれからも続けていきたいので、外部人事のような役割でアドバイスをしてほしいと思っています。
また、これからユナックスを知り、エントリーしてくれる学生全員が、少しでも「出会ってよかった」と思ってもらえる企業で在りたいです。そういった企業で在り続けるためにも、次のステップとしてメンバー皆の成長に繋がっていくような組織作りをしていきたいと思っています。
editor:野口 晴加