プロローグ
1988年設立以来、公共建築物及び公費補助物件の「予算書作成」を得意として成長を続ける建築積算の専業事務所。
現在では、国土交通省をはじめ、各省庁や都道府県・市町村など、主に近畿圏の公共工事発注機関の積算要領に精通し、精度や対応力について、お客様より高い評価を得ている。
積算を知る人が少ないこともあり、これまでは「人を増やすこと」よりも「欠員が出れば人を補充する」採用手法に取り組んでいた。その中、何気ない1つの気付きで会社の採用手法は大きく変わっていく。
事例概要
課題
「人を増やすことよりも」「欠員が出れば人を補充する」採用手法に取り組んでいたが、なんとなく社内の若返りを考えていた。
導入
ふと採用のことを考えた時に、あまり知られていない【積算】の採用活動は「未経験の中途」の方がターゲットとなる。同じ未経験なら、若いうちに入社をして経験を積んでほしいと思い、それであれば会社の若返りも行うことのできる「新卒採用」の方が価値が高いのではないかと考え、新卒採用方法を調べ始める。そこで出会ったのがCareerMapだった。
成果
CareerMap登録後、早速応募があり採用に繋がった。今年度もCareerMapから数名の応募があり、採用に繋がった。今後は、より一層CareerMapを活用し学生に【積算】という仕事を知ってもらいたいと思っている。
代表取締役 東 泰紀 氏
課題
–以前の採用課題を教えてください。
これまでは、新卒採用はすごくお金がかかると思って敬遠しており、「退職者が出れば」採用に取り組むのが普通だと思っていました。そのため、採用に対しての考え方も「欠員補充」位にしか感じていませんでした。今思えばありえないことなですけどね(笑)
そんな中、社内の平均年齢がだんだんと高くなるのをここ数年で特に強く感じるようになり、何と無しに社内の若返りを考えるようになっていきましたね。
新卒採用をしたいなとぼんやりと思ったのは5年前くらいで、この時には、まだ新卒採用のノウハウもなく、頭の片隅程度に【採用】を考えている状況でした。
導入
–導入の経緯を教えていただけますか?
「欠員が出れば」都度、中途採用をするのを繰り返していました。ただ、会社の若返りをしていかないといけない中で【積算】の仕事は中途採用でも経験者が基本的におらず【年齢の高い未経験者】が普通でした。
それなら、同じ未経験の【新卒】を採用をして10年位経験を積んでもらうほうが、会社の若返りもできるのでいいのではないかと思い、新卒採用を始めました。
新卒採用を始めようとした時に、偶然CareerMapを見つけました。当初は無料の登録と求人票の掲載を行っているだけでしたが、当時、掲載していた求人票からたまたま1件採用へと繋がりました。そのタイミングでちょうど社内でも人を増やしていく計画が出ていたため「有料プランってどんなんだろう」と思い、問い合わせをしました。
話を聞くなかで、【積算】の仕事を伝えるターゲット層がマッチしているところ、【積算】という仕事をCareerMapのページの中で十分な情報量を届けられるというところもあり、直感的に「うちにあっている」と感じ、活用を決めました。本格的に新卒採用に踏み切ったタイミングは3年前程になりますね。
成果
–当初の期待値と比べて成果はいかがでしたか?
他の媒体に比べると、CareerMapに載せることのできる情報量が多く【積算】についてたくさん書くことができ、その情報量をうまく活用ができていると思います。
積算は知らない人が多いので、「こんな仕事で…」「こんなことをやって…」と、いろんなことを書きたいと思っていたので書く量が足りませんでしたが、「CareerMapは永遠にかけるやん!」って思った記憶があります(笑)
実際に予算をかけた初年度は新卒の採用を行うことはできませんでしたが、2年目以降には順調に採用に繋げることができ、今年度(2021年卒)の採用では3名の応募から1名の採用に繋げることができました。また、新卒の採用のみならず中途の方の応募もCareerMapからあった時には驚きました。
サービスについて
–当社のサービスやフォローはいかがでしたか?
一言で言うと、「コスパがいいな」と思っています(笑)今では定期的に反応が出ているのでやっぱり「向いているのかな」と思うくらいCareerMapをやっていて無駄という感覚がありません!
CareerMapでたくさんの情報を掲載できる中でも、当社は工夫をして色々なことを書いている方だと思っています。それを見て興味を持ってくれるか、嫌だなと思うかは受け側の問題ですが、ただ何も知られないでいるよりはいいかなと思っています。
設計などに比べると華やかな業界ではありませんが、【積算】の仕事を多くの学生に知ってもらえるといいなと思っています!
唯一、オファーをもう少し送ることができればより活用できるかなとは思いますね。オファー文章の作成を集中して行っていると気がつけば上限を超えてしまっていることが多々あります(笑)
editor:江岸 和奏